| カテゴリー: 総合 | 投稿者: 李 廷宏 | 2009年10月22日 |
「ひ、ひどい!」
数学が極端に苦手な私は、文学部史学科に進みました。
なんとか単位を落とさず3年生まで進んだ私は、専攻必修の現代史の授業を取りました。講義室は300人位が入る大講義室で、学科の先輩からは「あの教授は優しいから単位取れるよ」と聞いていました。
現代史は日韓で歴史的に色々あったので授業も白熱。そんなある日「今日は李君とディスカッションをしよう」と教授が言い出し、生徒達は大拍手。渋々教壇に向かった私ですが、何か様子が変。案の定300対1の討論が始まりました。ディスカッションって意見交換の場じゃないんですか?たじろぐ程に300人の生徒達はヒートアップ。私が話す間も無く質問攻め。しかし、私にはマイクが付いている。「ちょっといいですか?」シーンとなり意見を発表しました。私は韓国籍ではありますが、生粋の横浜生まれの横浜育ち。どうしても、意見が日本よりに、、、。しまいに教授も怒る始末、、、最悪、、、って言うか無茶苦茶。
予想通り単位は貰えず、徹底的に教授に嫌われた私は4年生の最終学期までもつれ込みました。「やばい!卒業できない」焦り始めた私は、免税店に行き一番高い酒を買い教授の部屋へ直行。直談判の末なんとか単位をもらうことが出来、無事卒業。
皆さんも教授に付け届けした事ありますよね(^^;)、、、、。