| カテゴリー: 総合 | 投稿者: 李 廷宏 | 2009年11月10日 |
1993年4月に留学の為、韓国に降り立った私は始めて会う親戚の叔父さんに連れられ、ハスク(下宿)へ向かいました。
最初のイメージは「牢屋みたいだな、、、」。6畳の部屋に30cm程の四角い窓が1つだけ。
冬の寒さが厳しい韓国では密閉率が半端じゃない。設計上の問題なのか?それなら仕方ありませんが、そうでないならば夏の暑さとのバランスがちょっと、、、。なにわともあれ息苦いハスクの生活がスタート。
私の住んでいた下宿は朝晩の食事付きで、洗濯もアジュンマ(おばさん)がやってくれます。当時はまだ洗濯機があまり一般的ではなかった(私の下宿だけかも、、、)ので、洗濯板と洗濯石鹸で手洗い。だからプリントの入ったTシャツなどは、何度か洗濯に出すと消えていきます。だから、隣に住んでいる人の襟はいつもボロかったのか?
クラスの友達に聞くと皆、似たり寄ったり。
・夜勝手に台所に入って物を食べない様、台所に鍵を掛けてるせこいハスク。
・誰かがお風呂に入ると夏でも部屋の温度が40度を越すハスク。
・夏冬問わずお湯が出ないハスク(心臓たたきながらシャワーしてたな~)。
・ビックリするくらい大きな鼠がでる廃墟の様なハスク。
と、数え切れないほど面白い下宿がありましたよ(笑)。アジュンマも色んな人いたな~。ああ言う生活環境も今では本当に楽しい思い出。