| カテゴリー: 総合 | 投稿者: 李 廷宏 | 2009年11月22日 |
高校時代宮崎県の高千穂と言う町にいました。ここは天孫降臨の町として有名です。当然高校生の頃は高千穂弁をネイティブ張りに使ってましたよ。高千穂は三田井と言う地域を中心になっており、その周りに名前の付いた山(地域)があります。面白いのは「○○山は猫語」「○○山は犬語」と動物の鳴き声が語尾についてます。
「~だワン?」「~だニャ?」と喋るので最初は「タイ」だけじゃないんだと、ビックリしました。横浜で大阪弁はよく聞きますが、九州弁ってあまり聞かないので、九州の情報はテレビのみ。皆西郷どんみたいかと思ってた~。
当時は何気なく使っていた宮崎弁(その中の高千穂弁)なんですが、韓国に留学した際にビックリした事は、九州弁には韓国語の名残が多く残っていると言う事。宮崎弁で「てげ○○やじ~」と言うのですが、韓国でもそのまんま!「てげ」は「大概」と書くのですが、「たいがいにせ~よ」とそのまま使っている地方もありますね。「やじ」はそのままの発音で発します。語尾に使う「だよね」とか「やな~」とかと一緒ですね。長崎県の対馬には今でも日常会話の中に100以上の韓国語が使われていると聞きました。地理的にも歴史的にもまあ、ありえる話ですね。
日本の歴史は高千穂に神が降りてきた(天孫降臨)所から始まっていますが、四国辺りにも有力な天孫降臨説を持つ地域があると聞きました。地理的に言ってもやはり九州の方が有力そうですね。この辺は専門的に習った訳ではないので、あまり推測で書くとまずいかも、、、。